「いい人だよね」

「すごく優しいし、ちゃんとしてる」

そんな風に褒められるのに、なぜかお付き合いや結婚にはつながらない…。

婚活の現場でもよく耳にするこのモヤモヤ。

「いい人なのに選ばれない女子」には、実は共通点があります。

こんにちは。Mariage.Salon 縁 奈島みやです。

今回は、心理学の視点を交えながら、その“いい人止まりの落とし穴”と対策をわかりやすく解説します。

1. 「安心」はするけど「ドキドキ」がない

人間関係における魅力には、大きく分けて2つの側面があります。

それは信頼感ときめき

心理学では、前者を“親和欲求”、後者を“興奮欲求”と呼ぶことがあります。

“いい人”と呼ばれる人は、親和欲求は十分に満たしてくれるけれど、興奮欲求(=恋愛のドキドキ)を刺激するポイントが弱いケースが多いのです。

たとえば、「あの人、いい人なんだけどなあ…」と思われるとき、相手はあなたに安心感を抱いている一方で、恋愛スイッチが入っていないのかもしれません

いわゆる「良き理解者」で終わってしまうパターンです。

 

2. 心理学で見る“自己開示の量”がカギ

「いい人止まり」の女子に多いもう一つの特徴は、自分の気持ちや考えをあまり出さないこと。

これ、実は恋愛の進展にとって致命的かもしれません。

心理学の研究(✳️1)では、「自己開示を多く行ったカップルほど親密度が高まる」という結果が出ています。

つまり、心の中をある程度見せていくことで、相手との距離はグッと縮まるのです。

ところが、「いい人だね」と言われる人ほど、気を遣いすぎたり、相手に合わせようとしてしまいがち。

その結果、「本音がわからない」「もっと自分を出してほしい」と思われてしまうのです。

✳️1 (1997年にアメリカの心理学者アーサー・アーロン博士らが行った実験では、お互いのことを深く話し合ったカップルは、初対面でも強い親密感を抱いたという結果が出ています。)

3. 嫌われたくない=恋愛のブレーキになってる?

「断られたらどうしよう…」

「こんなこと言ったら引かれるかな…」

そう思って言葉を飲み込んだことはありませんか?

でも、恋愛ではこの“嫌われたくない心理”が、逆に距離を遠ざける要因になることがあります。

これは“回避的アタッチメント”と呼ばれ、幼少期の愛着スタイルに由来する傾向です。

恋愛経験が少ない、失敗が怖い、自信がない…。

そんな背景があると、相手に踏み込むことを無意識に避けてしまうのです。

でも大丈夫。これまでのあなたを責める必要はありません。

大切なのは、ここから少しずつ“踏み込む練習”をしていくことです。

 

4. 「優等生キャラ」が恋愛を邪魔することも?

職場では信頼され、友達にも恵まれ、見た目も清潔感がある。

そんな“ちゃんとしてる女子”に限って、婚活で苦戦する場面があります。

なぜか?

それは、恋愛に必要な「隙」や「抜け感」がないから。

「この人、完璧すぎて近づけない」

「なんか…ドキドキしない」

恋愛って少し不器用なくらいがちょうどいい。

“優等生キャラ”は安心感を与える一方で、「一緒にいて楽しそう」「この人を笑わせたい」と思わせる隙が足りないことがあるのです。

頑張り屋さんほど恋愛で損をしてしまう現象。

本当にあるんです。

5. 「いい人」から「好きな人」に変わるために

じゃあ、どうしたら“いい人止まり”から脱却できるのでしょう?

ポイントは3つあります:

① 自己開示を少しだけ増やしてみる

「今日ちょっと緊張してるんだ〜」

「実は、こう見えて〇〇が苦手で…」

こんな風に小さな弱みや感情をシェアするだけで、相手はあなたを「親近感のある存在」として認識し始めます。

② 相手をリードしてみる

婚活の場では、受け身な女性よりも、「またお話したいです!」と自分の意思を出せる女性のほうが好印象です。

特に結婚相談所のような“真剣な出会いの場”では、「相手がリードしてくれるのを待っているだけ」だと、ライバルに差をつけられてしまうことも。

「この人は一緒に未来を考えてくれそう」と思われる行動を意識してみましょう。

③ 感情を“伝える勇気”をもつ

怖いかもしれないけれど、「楽しかった」「もっと話したかった」

そんな小さな好意の言葉が、相手の心を動かします。

たとえ結果がうまくいかなかったとしても、自分の気持ちを表現することは、婚活の“経験値”になります。

恋愛は数打ちゃ当たるではなく、“心を動かした回数”で進展していくものなのです。

結婚相談所は「安心して自分を出せる場」

自己開示、感情表現、踏み込み…。

それが大事だとわかっていても、普通の出会いではなかなか難しいですよね。

だからこそ、私たち結婚相談所のカウンセラーがいます。

あなたが自分を出して、ちゃんと相手と向き合えるように。

そして、心から「好きだ」と思える人に出会えるように。

婚活は「いい人探し」じゃなく、「好きになれる人と、好きになってもらえる自分になるプロセス」です。

私たちと一緒に、あなたの未来をつくっていきませんか?

まとめ

「いい人なのに、なぜか選ばれない」

それにはちゃんと理由があって、改善できる方法もあります。

心理学的なエビデンスとともに、あなた自身を少しずつ変えていくことで、恋愛も婚活もグッと前進します。

次に「いい人だね」と言われたときは、こう思ってください。

「そうだよ、でも今は、“好きな人”にもなれる私なんだ」って。

あなたの婚活、本気で応援しています。

一人で悩むより、私たちと一緒に一歩踏み出してみませんか?

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