今回の内容は、本当の目的を見つめ直す婚活のすすめです。
こんにちは。Mariage.Salon 縁 奈島みやです。
「結婚の目的は何ですか?」
この問いに、あなたはどう答えますか?
「一人が寂しいから」
「親を安心させたいから」
「みんな結婚しているから」
こうした答えは決して悪いわけではありません。多くの方が最初に口にする答えだと思います。
しかし、もし結婚の動機が「寂しさを埋めること」だけだった場合、結婚生活が始まってから思い描いていた幸せを見失ってしまうかもしれません。
実は、結婚しても寂しさを感じることはあります。それは「結婚の目的」を明確にしないまま進んでしまうことで起こることです。
今回は、結婚における「目的」を見つめ直し、婚活をより実りあるものにするためのヒントをお伝えしますね!
1,結婚の目的を曖昧にするとどうなる?
ある女性Aさんがこう話してくれました。
「仕事で疲れて帰って、一人で食事をするのが寂しかったんです。だから、とにかく早く誰かと一緒に暮らしたくて婚活を始めました。」
彼女は、婚活で出会った男性とスピード結婚を果たしましたが、しばらくして悩み始めました。相手は家事をまったくせず、彼女が疲れて帰ってきても会話もなくスマホに夢中。結果、彼女は「一人でいる時以上に寂しい」と感じるようになったのです。
結婚は「寂しさを埋める」だけのものではありません。一緒にいるからこそ感じる安心感や、互いに支え合える関係がなければ、ただ同じ空間を共有しているだけになってしまいます。ただの同居人状態です。
二人でいても寂しいとなったら、せつないですよね。
2,自分に問いかけてほしい「結婚の目的」
婚活を始める前に、まず自分自身に問いかけてほしい質問があります。
① なぜ結婚したいのか?
寂しさだけでなく、「どんな人生を送りたいのか?」ここ、しっかり持っておきましょう!
② 結婚生活において自分が大切にしたい価値観は何か?
例えば「信頼」「会話」「家族との時間」など、自分の大切にしたい優先順位を明確にすることが大事になってきます。
③ 相手にどんな価値観を共有してほしいか?
趣味や生活スタイルだけでなく、「お金の価値観」「困難への向き合い方」など深い部分を考えると、より具体的になります。
目的が明確な婚活をしたBさん
Bさんは「結婚の目的」を次のように考えました。
「人生のパートナーとお互いを高め合いながら、安心できる家庭を築きたい。」
婚活では、この目的に沿った質問を相手にしました。
•「大変な時にどう乗り越えるか?」
•「どんな家庭を築きたいと思っていますか?」
その結果、価値観がより近いパートナーと巡り合い、結婚後も毎月「夫婦会議」を開きながら互いの考えや目標を共有しているそうです。彼女はこう言いました。
「一人では築けなかった。二人だからこそ見える未来があります。」と。
なにか困難なことが起こったときに、問題から逃げるのではなく、きちんと向き合い、一緒に解決していく。
思い描く未来像を共有しあえれば、そこに向かって二人で一緒に歩んでいけます。その都度その都度、話し合って修正していけるからです。
3,結婚はスタート地点
結婚はゴールではありません。むしろ、そこからが新しいスタートです。
「一緒にいる意味」をお互いが共有し、日々努力していく関係性こそが、結婚生活の豊かさにつながります。
たとえば、以下のような視点を持つと、二人の関係がより深まるのではないでしょうか。
•相手の良いところを日々見つける努力をする
•お互いに感謝を伝えあう
•困難を乗り越えるたびにチームワークを強化する
最後に
もう一度考えてみてください。
「あなたにとって結婚とは何ですか?」
結婚を通じて、自分がどんな人生を送りたいのか、何を大切にしたいのかを見つけることは、相手を探す以上に大切です。結婚はあなた自身をより深く知る旅でもあります。
「ただ一緒にいる」だけではなく、「共に歩む」ための結婚を目指して、あなたらしい婚活を進めてくださいね。
Mariage.Salon 縁は、皆さまの幸せを応援いたします。