「なぜ私はうまくいかないんだろう?」
婚活中、こんなふうに悩んだことはありませんか?
出会いはあるのに恋愛に発展しない、何度かデートをしても続かない…。それにはいくつかの共通する理由があるかも。
こんにちは。Mariage.Salon 縁 奈島みやです。
今日は、婚活女子が気づかないうちに陥りがちな原因を2つ、そして具体的な対策をご紹介します。
1,お見合いや仮交際での会話
「仕事が大変」「友達にこんなひどいこと言われた」「家族がうるさくて…」など、日常の愚痴がついつい口をついて出てしまうことはありませんか?ただ正直な気持ちを口にしただけかもしれません。
相手がどれだけ優しい人でも、初対面や数回のデートで愚痴ばかり聞かされると、「この人といると疲れるかも」と感じてしまうものです。
(もちろん、ご本人はそれが愚痴だと気づいてないことあります。)
ここではあえて“愚痴”と呼ばせてもらいます。
①お見合いで愚痴ばかり言ってませんか
結婚相談所でのお見合いや仮交際デートの際、第一印象はとても大切です。その中で、ついつい日常の愚痴や不満を口にしていませんか?
たとえば、こんな会話が当てはまるかもしれません。
• 「最近仕事が忙しすぎて、上司が本当に厳しくて…」
• 「今日、電車が遅れて最悪でした!」
• 「婚活って思った以上に大変ですよね…」
一見、何気ない話のように思えますが、初対面や仮交際の初期段階でこのようなネガティブな話題が多いと、相手に「この人と一緒にいて楽しい未来が想像できない」と思わせてしまう可能性があります。お見合いや仮交際デートの目的は、お互いを知り、前向きな将来像を感じ取ることです。愚痴が中心の会話では、その場の雰囲気が暗くなり、せっかくの良い出会いを台無しにしてしまうかもしれません。
②どうしてネガティブな話題はNGなのか?
お見合いや仮交際では、相手に「一緒にいると楽しい」「明るい未来が想像できる」と感じてもらうことが何より重要です。どんなに優しい相手でも、初対面で愚痴を聞かされると疲れてしまうもの。
結婚相談所で活動している方は、結婚というゴールを見据えているため、「安心感」や「ポジティブな雰囲気」を重視します。ネガティブな話題は、それに逆行してしまう可能性があるのです。
③対策・お見合いや仮交際での会話は「ポジティブ7割」で!
愚痴やネガティブな話題を完全に避ける必要はありません。大切なのは、全体の会話のバランスを意識することです。お見合いやデートでは、会話の7割をポジティブな内容にするよう心がけましょう。たとえば以下のような話題が理想的です
• 「最近ハマっていること」「好きな趣味」
• 「休日に行ってみたい場所」「旅行で楽しかった思い出」
• 「美味しかった食べ物の話」
もし、どうしても仕事や日常生活で大変なことを話題にする場合は、必ずポジティブな結びを加えましょう。
❌「仕事が忙しくて疲れます…」
✅「仕事は忙しいですが、新しいプロジェクトに挑戦していてやりがいがあります!」
また、会話に困ったときは「相手の話を引き出す質問」を心がけるのも効果的です。自分ばかりが話すのではなく、相手のことを知る機会としてポジティブなリアクションを添えると、お互いに心地よい会話になります。
実践例:会話を明るくする言葉の選び方
• 「最近寒いですね。でも冬って鍋が美味しい季節ですよね!」
• 「お仕事が忙しいっておっしゃっていましたが、どんな分野に携わっているんですか?」
• 「婚活中に色んな方とお話しできるのは面白い発見がありますよね!」
こうした小さな工夫が、会話の雰囲気を大きく左右します。「この人ともっと話してみたい」と思ってもらえるよう、前向きな空気づくりを意識しましょう。
2,理想を「条件」から「価値観」に変換する
①理想の「背景」に目を向ける
たとえば、「年収1000万円」という理想を持つ人は、その背景に「安定した生活を送りたい」「金銭的なストレスを感じたくない」という思いがあるはずです。
ここで大切なのは、その理想を達成する別の方法があるかを考えることです。
たとえば、「金銭感覚が合う」「お互い助け合いながら生活を築ける」といった条件にフォーカスすると、視野が広がります。
② 「必須条件」と「希望条件」を分ける
理想をすべて叶えることは難しいですが、結婚生活で絶対に外せない「必須条件」と、叶えば嬉しい「希望条件」を分けてみると、より現実的になります。
たとえば
• 必須条件 価値観が合う(例:お金や家族への考え方)
• 希望条件 趣味が合う、年収〇〇万円以上
こうすることで、自分が本当に求めているものが明確になり、妥協ではなく「優先順位をつける」という感覚で婚活にのぞめます。
③譲歩ではなく「一緒に育てられるか」を考える
婚活では「完成された理想の相手」を求めがちですが、実際の結婚生活は、お互いの成長と歩み寄りによって成り立つものです。
たとえば、「外見が理想通りではない」「今は年収が低いけれど将来性がある」といった相手でも、一緒に努力していける関係であれば、むしろ強い絆を築けます。
ここで大切なのは、「相手を見下して譲歩した」と感じるのではなく、「お互いに成長できる余白がある」と捉えることです。
④ 「理想のパートナー像」と「理想の結婚生活」を切り分ける
婚活中は、どうしても「理想の相手」ばかりに目が向きがちですが、実際に大切なのは「その相手とどんな結婚生活を送りたいか」です。
たとえば、「一緒に笑える時間が多い」「家事や育児を協力し合える」といった結婚後の具体的な生活イメージを考えることで、相手に求める条件がより現実的になります。
⑤直感を信じる余白を残す
最後に、婚活においては、リストだけでは測れない「直感」も大切です。
条件は満たしていなくても、「なぜか一緒にいると心地いい」「ずっと話していたいと思える」という感覚は、実際の結婚生活で非常に重要です。こうした直感は、自分が思っている以上に的確な場合があります。
まとめ
会話ひとつ、言葉ひとつで、印象は変わるもの。この人と一緒に家庭を築いていきたい!そう思う、そう思われるよう、今からでもできることはやってみませんか?
そして、理想は「現実的な希望」と「未来の可能性」に分けて考えてみる。
婚活での理想の高さは、「現実に叶えるための希望」と「相手との未来を信じる余白」の両方を持つことで、うまく調整できると思います。「条件を下げる」のではなく、「相手と一緒に理想を育てていく」という視点で考えると、より充実した婚活ができるのではないでしょうか?
今日も最後まで読んでくださり、ありがとうございます。
Mariage.Salon 縁は、皆さまの婚活を応援いたします。